中野市
松川区
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庚申塔は、松川郵便局駐車場の東側、八ヶ郷用水中野堰沿いの場所に祀られています。

延享三年(1746)の銘があります。松川区史によると「この庚申塔の高さは90センチ、幅1メートルの自然石に「庚申」と文字を刻んでいる。この庚申塔は、もともと字阿弥陀堂前にあり講中の信仰があつかったが、明治維新の廃仏毀釈によって、六軒町の民家のそばを流れる小川に石橋として架けられたという。ところが、この石橋を通る人や子供がけがをしたり、馬が転ぶなどの事故が多く、民家の者も死に絶えるなど不幸が相ついだ。このため、付近の者が調べたところ、この庚申塔のためであったという。そこで付近の者によって現在地に祀られたという」とのこと。